イマニュエル・クイックリーが起用法に不満?トレードを望む?
ニューヨーク・ニックスのイマニュエル・クイックリーは、NBAキャリア3年目となる今季もセカンドユニットの一員としてプレイしている。
だが、先発ポイントガードのジェイレン・ブランソンとRJ・バレットが怪我で離脱すると、指揮官のトム・ティボドーHCはクイックリーをスターターに抜擢。
クイックリーは先発出場したここ3試合で平均25.3得点、9.7アシスト、1.7スティールを記録するなど好パフォーマンスを見せているが、ブランソン復帰後は再びセカンドユニットに戻されるだろう。
しかし、クイックリーはそれを望んでいないのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、クイックリーは自身を先発ポイントガードとして見ており、先発ポイントガードに抜擢されて覚醒したフィラデルフィア・セブンティシクサーズのタイリース・マキシーを見て、「彼にはチャンスがあるのに僕にはない」と感じているという。
また、クイックリーが自身を先発ポイントガードとして見ている一方で、ティボドーHCはクイックリーをコンボガードとして見ている。
クイックリーは同じ2020年NBAドラフト組であるマキシーのようにメインのボールハンドラーのひとりとなり、よりオフェンスに関わりたいと思っているのかもしれない。
もしクイックリーが現状に不満を持ち、トレードを要求した場合、ニックスはおそらく相当な資産とのトレードを求めるだろう。
ブランソンとバレットが復帰した後、多くのNBAチームがクイックリーとニックスの状況をモニターすることになりそうだ。
なお、クイックリーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 37 | 179 |
平均出場時間 | 25.5 | 22.3 |
平均得点 | 11.7 (キャリアハイ) | 11.4 |
平均リバウンド | 3.9 (キャリアハイ) | 3.0 |
平均アシスト | 3.4 | 2.9 |
平均スティール | 1.0 (キャリアハイ) | 0.7 |
平均ターンオーバー | 1.3 | 1.2 |
FG成功率 | 40.3% (キャリアハイ) | 39.5% |
3P成功率 | 33.1% (キャリアワースト) | 35.8% |
フリースロー成功率 | 84.4% (キャリアワースト) | 87.7% |
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