ラウリ・マルカネンがビクター・ウェンバニャマの指摘に反応「タンキングトークをするつもりはない」
2023年NBAドラフト1位指名最有力候補のビクター・ウェンバニャマは先日、NBAチームのタンク戦略に苦言を呈した。
ウェンバニャマはタンクについて「おかしな戦略」、「理不尽だと思う」などと指摘。
だが、フランチャイズの未来を変える逸材と評価されているウェンバニャマを獲得できる可能性が高まるなら、特にシーズン終盤に故意に負けるNBAチームが出るだろう。
そんな中、ユタ・ジャズのラウリ・マルカネンがウェンバニャマの発言に反応した模様。
マルカネンによると、少なくともジャズの選手たちはタンクするつもりでシーズンに入ったわけではないという。マルカネンのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
僕たちは(開幕前から)自信を持っていた。
タンキングトークをするつもりはなかった。
ただ、その話題ついては僕たちを少し刺激したと思う。
僕たちの闘争心に火がついたんだ。
NBAオールスターのドノバン・ミッチェルとルディ・ゴベアをトレードで放出したジャズは再建期に入ると見られていた。
だが、マルカネンを中心として周囲の予想を覆す快進撃を見せ、一時ウェスタン・カンファレンス首位に立った。
ここ最近は調子を落とし、順位をウェスト10位に落としてしまったものの、ジャズの選手たちがタンクを受け入れることはないだろう。
とはいえ、ジャズのフロントオフィスにとっては悩ましい問題と言えそうだ。
なお、マルカネンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 38 | 320 |
平均出場時間 | 34.1 | 30.3 |
平均得点 | 24.5 (キャリアハイ) | 16.5 |
平均リバウンド | 8.4 (キャリアハイ) | 7.0 |
平均アシスト | 1.9 (キャリアハイ) | 1.3 |
平均スティール | 0.6 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 1.8 | 1.3 |
FG成功率 | 52.9% (キャリアハイ) | 45.4% |
3P成功率 | 42.0% (キャリアハイ) | 37.2% |
フリースロー成功率 | 87.7% (キャリアハイ) | 85.5% |
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