ウェスタン・カンファレンス2位でNBAプレイオフに進出したメンフィス・グリズリーズには、NBAタイトル獲得の期待がかかっていた。

だが、レブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビス擁するロサンゼルス・レイカーズにファーストラウンドで敗れ、期待を裏切る形で今季を終えた。

だが、若さゆえの過剰な自信を持っていたグリズリーズにとって、NBAプレイオフ早期敗退は良い薬になったのかもしれない。

NBAオールスタービッグマンのジャレン・ジャクソンJrはポール・ジョージのポッドキャストにゲスト出演した際、ファーストラウドでの敗退について次のように語ったという。larrybrownsports.comが伝えている。

僕たちにとって最も良かったのは、謙虚になったことだと思う。

僕たちをよりハングリーにするんじゃないかな。

3年前のようにね。

当時は何も期待されていなかったんだ。

僕たちは打ちのめされた。

夏の間はずっと向き合わなければならない。

僕たちのシーズンは5月に終わってしまった。

だが、僕たちにすごく良い影響をもたらすだろう。

僕たちは戻って来る。

もっとハングリーになって戻って来る。

何も心配することはない。

この気持ちをプレイオフまで忘れず、成し遂げるつもりだ。

いつの間にか自信が傲慢に変わり、多くのファンから厳しい目を向けられるようになってしまったグリズリーズ。

ジャ・モラントの問題はまだ解決していないものの、ジャクソンJrはリーダーとしてチームメイトたちを牽引し、グリズリーズを引き上げることだろう。

なお、ジャクソンJrの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。

–	RS	PO
G	63	6
MP	28.4	36.7
PTS	18.6 （キャリアハイ）	18.0
TRB	6.8 （キャリアハイ）	7.8
AST	1.0 （キャリアワースト）	1.5
STL	1.0	1.0
BLK	3.0 （キャリアハイ）	2.0
TO	1.7	3.0
FG％	50.6％ （キャリアハイタイ）	42.2％
3P％	35.5％	28.0％
FT％	78.8％	86.1％