デトロイト・ピストンズのベテランビッグマン、ナーレンズ・ノエルは、今から2年以上前にクラッチスポーツを訴えた。

その後クラッチスポーツもノエルを訴えるなど泥沼化していたが、ようやく決着がついたようだ。

ナーレンズ・ノエルがリッチ・ポールを訴える

clutchpoints.comによると、ノエルがクラッチスポーツから「ニューヨーク・ニックスと契約した際の手数料が支払われていない」として訴えられた裁判は、ノエルがクラッチスポーツに手数料全額を支払うことで和解したという。

ノエルが最初に起こした5800万ドルの訴訟は、昨年9月に棄却された。

クラッチスポーツはその後、ノエルに対して手数料の支払いを求める訴訟を起こしたわけだが、今回の和解にはノエルが手数料を全額支払うだけでなく、ノエルがクラッチスポーツに対して起こした訴訟をすべて取り下げることも含まれているという。

なお、ノエルがクラッチスポーツに支払う手数料は20万ドルになると見られている。

クラッチスポーツにとって手数料の支払いを受け入れさせたことではなく、他の訴訟をすべて取り下げさせ、名声を保ったことが最大の成果と言えそうだ。