スティーブ・カーHCがローテーションから外れたジェイムス・ワイズマンに「NBAでは物事がすぐに変わってしまう」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのジェイムス・ワイズマンは、現地12月21日に行われたブルックリン・ネッツ戦で30得点を記録するパフォーマンスを見せ、成長を予感させた。
だがその後、怪我で離脱すると、現地25日のメンフィス・グリズリーズ戦と同27日のトロント・ラプターズ戦ではプレイの許可が下りたにも関わらず、コートに出ることはなかった。
ウォリアーズはジョーダン・プールをスターターに抜擢し、超スモールラインナップで戦う決定を下し、かつジャマイカル・グリーンが復帰したため、ワイズマンに十分な出場機会を与えるのは難しいだろう。
ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCによると、ワイズマンには準備を怠らないように声をかけているという。カーHCのコメントをNBC Sports Bay Areaが伝えている。
このような状況を経験するのは、若い選手にとっては辛いことだ。
だから、彼と話をした。
彼はまだこのリーグに長くいるわけではないし、どんなことが起こるのか理解していない。
僕は彼にこう伝えた。
「このリーグでは物事がすぐに変わってしまう」とね。
彼はそれを知らない。
JK(ジョナサン・クミンガ)は今季序盤にコーチの決定により数試合欠場した。
彼(ワイズマン)にはそのことについて話をした。
タフだ。
だが、物事はすぐに変わり得る。
だから彼は常に準備しておかなければならない。
彼をコートに出したい。
だが、今はジャマイカルがすごく良いプレイをしている。
それに、我々はよりスモールなラインナップで戦っている。
ルーン(ケボン・ルーニー)とドレイモンド(・グリーン)が一緒にプレイすることはあまりない。
だから、あのポジションは少し渋滞しているんだ。
ジェイムスはただ準備を怠らないようにしなければならない。
カーHCによると、敵地へのフライトの際にワイズマンを隣の席に座らせ、じっくり話をしたという。
ワイズマンは先がまったく見えない中でトレーニングを続けている。
彼の未来がウォリアーズにあるのか、Gリーグにあるのか、それとも他のNBAチームにあるのかまったく分からない中、カーHCの言葉がワイズマンのモチベーションにつながることを祈るばかりだ。
なお、ワイズマンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 19 | 58 |
平均出場時間 | 12.7 | 18.6 |
平均得点 | 6.8 | 10.0 |
平均リバウンド | 3.6 | 5.1 |
平均アシスト | 0.7 | 0.7 |
平均スティール | 0.1 | 0.2 |
平均ブロック | 0.4 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 0.7 | 1.3 |
FG成功率 | 60.9% | 53.6% |
3P成功率 | 50.0% | 32.5% |
フリースロー成功率 | 65.7% | 63.6% |
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