カイリー・アービング獲得を狙ったサンズのトレードオファーとは?
NBAオールスターガードのルカ・ドンチッチ擁するダラス・マーベリックスは現地5日、ブルックリン・ネッツとトレードで合意し、カイリー・アービングとマーキーフ・モリスを獲得すると報じられた。
アービングのトレード先最有力候補にはロサンゼルス・レイカーズとフェニックス・サンズが挙がっていたものの、ネッツはマブスとのトレードを決定。
マブスがスペンサー・ディンウィディとドリアン・フィニー・スミス、NBAドラフト1巡目指名権1つ、NBAドラフト2巡目指名権2つをトレードパッケージにした一方で、レイカーズはラッセル・ウェストブルックとNBAドラフト1巡目指名権1つ、もしくは2つとのトレードを要求。
マブスとレイカーズのオファー内容を比べると、ネッツがマブスとのトレードを選んだのは必然と思われるが、サンズもネッツにビッグオファーを出していた模様。
hoopsrumors.comによると、サンズはネッツに対し、NBAオールスターポイントガードのクリス・ポールとベテランフォワードのジェイ・クラウダー、NBAドラフト1巡目指名権1つをパッケージにしてオファーを出していたという。
だが、ネッツはサンズが持つNBAドラフト1巡目指名権3つを要求し、サンズはそれに応じなかったと報じられている。
とはいえ、サンズはポールを手放してでもアービングを獲得したかったのだろう。
今季のポールはかかとと腰の痛みと戦いながらプレイしており、サンズがNBAプレイオフに進出したとしても「ポールの身体はもたないのでは?」という指摘も少なくない。
サンズはポールの後継者となれるポイントガードを探しているというが、今年夏のポールにはさまざまな噂や憶測が飛び交うことになりそうだ。
なお、ポールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 34 | 1189 |
平均出場時間 | 31.8 | 34.5 |
平均得点 | 13.8 (キャリアワースト) | 18.0 |
平均リバウンド | 4.4 | 4.5 |
平均アシスト | 8.6 | 9.5 |
平均スティール | 1.4 (キャリアワーストタイ) | 2.1 |
平均ターンオーバー | 2.0 | 2.4 |
FG成功率 | 43.5% | 47.2% |
3P成功率 | 38.9% | 36.9% |
フリースロー成功率 | 82.2% | 87.0% |
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