ロサンゼルス・クリッパーズは先日のトレードでポイントガードのレジー・ジャクソンとジョン・ウォールを放出した。

デンバー・ナゲッツからボーンズ・ハイランドを獲得したものの、NBAチャンピオンを狙うためには経験と実績あるポイントガードを加えたいところだろう。

その候補に挙がっているひとりが、元NBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックだ。

ウェストブルック獲得には賛否両論あるが、オクラホマシティ・サンダー時代の盟友ポール・ジョージはウェストブルックがクリッパーズに加わることを望んでいるという。

ジョージはウェストブルックについて次のようにコメント。ESPNが伝えている。

もし誰かの力が必要だとすれば、ラッセルだ。

理にかない、僕たちのチームに合っているなら、僕たち全員が（ウェストブルック獲得を）支持する。

君たちも分かっていると思うが、僕たちにはポイントガードが必要だ。

ただ、今のままでも良いチームだと思う。

もし何も起こらなかったとしても、このロッカールームには成功するためのタレントが揃っているんじゃないかな。

ただ、トラディッショナルなポイントガードがいて、ゲームをより簡単にすることができれば、僕たちのチームは間違いなく改善するだろう。

ラッセルがこれを見てくれると良いね。

また、ベテランフォワードのマーカス・モリスもウェストブルック獲得を切望しており、クリッパーズのフロントオフィスにウェストブルックを獲得するよう働きかけているという。

ウェストブルックはバイアウトでジャズを離れるか、それともジャズの一員として今季を終えるかNBAオールスターブレイク後に決定すると見られているが、もしバイアウトに応じれば、クリッパーズが移籍先最有力候補となりそうだ。

なお、ウェストブルックはクリッパーズ、もしくはマイアミ・ヒートとの契約を望んでいると噂されている。

ウェストブルックの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	52	1073
平均出場時間	28.7	34.4
平均得点	15.9	22.5
平均リバウンド	6.2	7.3
平均アシスト	7.5	8.4
平均スティール	1.0 （キャリアワーストタイ）	1.6
平均ターンオーバー	3.5	4.1
FG成功率	41.7％	43.7％
3P成功率	29.6％	30.4％
フリースロー成功率	65.5％ （キャリアワースト）	77.9％