ロブ・ペリンカGMがラッセル・ウェストブルックを擁護「1人の選手に責任を負わせるのは不公平」
元NBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックは、先日のトレードでロサンゼルス・レイカーズからユタ・ジャズに移籍した。
ウェストブルックにはレイカーズを勝利のチームに変える働きが期待されていたものの、精度の低いシュートやターンオーバーの多さで批判を浴びるなど、厳しい時間を強いられた
ウェストブルックに全責任を負わせようとするNBAファンも少なくない中、レイカーズのゼネラルマネージャーを務めるロブ・ペリンカがウェストブルックに対する批判に言及した模様。
ペリンカGMによると、全責任を1人の選手に押し付けるのは正しくないという。ペリンカGMのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ウェストブルックをトレードで獲得した時、我々はタイトルコンテンダーになると見ていた。
その目標を達成することはできなかった。
何かがうまくいかない時は、それを正すために動かなければならない。
1年半やそこらの期間で1人の選手にすべての責任を負わせるのは不公平だと思う。
ロスター全体を見て、フィットしているかどうかが重要だ。
ウェストブルックがトレードされた後、関係者の話として「ようやく吸血鬼がロッカールームからいなくなった」などと報じられるなど、ウェストブルックに対する厳しい声は今も続いている。
ウェストブルックがジャズの一員としてプレイするのか、バイアウトに応じるのか、今季はどのチームにも所属せずにリフレッシュして来季から再出発するのか分からないが、ウェストブルックはあらゆる批判を覆すパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
なお、ウェストブルックの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 52 | 1073 |
平均出場時間 | 28.7 | 34.4 |
平均得点 | 15.9 | 22.5 |
平均リバウンド | 6.2 | 7.3 |
平均アシスト | 7.5 | 8.4 |
平均スティール | 1.0 (キャリアワーストタイ) | 1.6 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 4.1 |
FG成功率 | 41.7% | 43.7% |
3P成功率 | 29.6% | 30.4% |
フリースロー成功率 | 65.5% (キャリアワースト) | 77.9% |
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