ブラッドリー・ビール「線を引かなければならない時は必ず来る」
ワシントン・ウィザーズは過去5年でNBAプレイオフに2度進出した。
だが、いずれもファーストラウンドで敗退し、今季もNBAプレイオフに進出に向けてギリギリの戦いが続いている。
2022年に5年2億5100万ドルの契約を結んだブラッドリー・ビールは常にウィザーズへのコミットを示しているが、もしウィザーズが今後も厳しい状況を強いられるようであれば、ビールはNBAタイトルを求めて他のチームへの移籍を検討し始めるかもしれない。
ビールは自身の去就について質問されると、次のように答えたという。RealGMが伝えている。
僕は辛抱強くあり続けている。
だが、少し我が儘になり、線を引かなければならない時が必ず来る。
僕の頭にはその考えがあるが、それと同時に今この瞬間に集中している。
僕たちがやっていることに従い、ノイズに巻き込まれず、前に進む。
自分にコントロールできることをコントロールするだけだ。
ビールによると、同じくひとつのNBAチームでプレイし続けているポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードやゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーと話をしたことがあるという。
僕たちは皆、同じことを考えている。
僕たちのコミットメントは、今いる場所で勝ちたいということだ。
悪いことではない。
僕たちはドラフトしてくれた組織を信頼しているし、彼らも僕たちを信頼してくれている。
彼らは僕たちに投資し続け、僕たちはその見返りをもたらすために努力している。
僕たちはチームに最大限を捧げるために努力しているんだ。
僕はそうするのが大好きだし、何も間違っていないし、誇りを持っているよ。
現在イースタン・カンファレンス9位のウィザーズは、同6位のニューヨーク・ニックスを4ゲーム差で追っている。
シーズン後半はNBAプレイオフ進出に向けた重要な時間となる中、果たしてビールはウィザーズの勝利に貢献することができるだろうか?
なお、ビールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 36 | 681 |
平均出場時間 | 32.9 | 34.7 |
平均得点 | 23.1 | 22.1 |
平均リバウンド | 3.5 | 4.1 |
平均アシスト | 5.2 | 4.2 |
平均スティール | 0.9 (キャリアワーストタイ) | 1.1 |
平均ターンオーバー | 2.8 | 2.4 |
FG成功率 | 52.0% (キャリアハイ) | 45.9% |
3P成功率 | 37.5% | 37.2% |
フリースロー成功率 | 85.4% | 82.3% |
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