3ポイント12本のクレイ・トンプソン「ステフィン・カリーの記録をひとつでの上回りたかった」
昨季NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、現地24日に行われたヒューストン・ロケッツ戦で12本の3ポイントを含む42得点を記録し、勝利に貢献した。
トンプソンが1試合で12本以上の3ポイントを決めたのは、これがNBAキャリア3度目だ。
一方、NBA史上最高の3ポイントシューターであるステフィン・カリーが1試合12本以上の3ポイントを決めたのは2度。
トンプソンは相棒カリーの記録を上回ったことになるが、トンプソンによると、この記録達成をモチベーションのひとつにしていたという。
トンプソンはロケッツ戦を終えた後、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
なんとしても12本目を決めたかった。
ステフの記録をひとつでも上回ることができるようにね。
彼は3ポイントに関する記録をすべて持っている。
だから、そのひとつを上回ることができて良い気分だ。
ウォリアーズはシーズン後半初戦となったロサンゼルス・レイカーズ戦で大敗し、勝率は5割を下回った。
だが、トンプソンの活躍によりロケッツに勝利し、勝利は5割に復帰。
今季のウォリアーズはドレイモンド・グリーンがジョーダン・プールにパンチを見舞った事件に始まり、ステフィン・カリーの怪我による長期離脱や、トレードで獲得したゲイリー・ペイトンⅡの健康問題などさまざまな困難に見舞われている。
だが、トンプソンが長期離脱前の輝きを取り戻したのは、ウォリアーズのNBA連覇において大きなことと言えそうだ。
なお、トンプソンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 48 | 695 |
平均出場時間 | 32.7 | 32.9 |
平均得点 | 21.9 | 19.7 |
平均リバウンド | 3.9 (キャリアハイタイ) | 3.5 |
平均アシスト | 2.4 | 2.3 |
平均スティール | 0.7 | 0.9 |
平均ターンオーバー | 1.7 | 1.7 |
FG成功率 | 42.6% | 45.5% |
3P成功率 | 40.8% | 41.6% |
フリースロー成功率 | 89.0% | 85.2% |
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