ステフィン・カリーとデイミアン・リラードが選ぶ今季のMVPは?「ジョエル・エンビード」
MVPレースは昨季に続き今季もデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポを中心に展開されている。
現時点ではヨキッチがMVPレース最前線を走っているが、NBAを代表する2人のスーパースターはエンビードを推している模様。
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーとポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、今季のMVPにヨキッチを選んだという。カリーとリラードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ステフィン・カリー
僕はジョエルを選ぶ。
誰を選んだとしても、その選手はヨキッチもしくはヤニスと比較されるだろう。
だが、ジョエルは人々の予想を上回るほど飛躍したと思う。
彼は圧倒的な強さを誇っている。
その飛躍が頭角を現し、フィリーを素晴らしい位置に押し上げた。
僕が選ぶのは彼だ。
デイミアン・リラード
僕はジョエルを選ぶ。
彼は長いシーズンを通して支配力を発揮していると思うんだ。
彼のチームは勝っている。
彼は過去2年のうち1度はMVPを勝ち取れたんじゃないかな。
だが、どちらもヨキッチが勝ち取った。
ジョエルは最も支配力がある選手だと思うし、チームを牽引し続けている。
2年連続で受賞している男に同じ賞を与え続けることはできないと思う。
なぜなら、彼は(ヨキッチと)同じレベル、もしくはそれ以上のレベルでプレイしているにも関わらず、過去2年で1度も受賞していないからね。
ヨキッチとエンビードはこれから長くライバルとしてしのぎを削るだろうが、彼らが目指しているのはMVPではなく、NBAタイトルだ。
とはいえ、NBAオールスタードラフトでレブロン・ジェイムスから1位指名されるなど、NBAを代表するスーパースターたちから高い評価を得ているエンビードは、ますます自信を深めたに違いない。
なお、今季のヨキッチ、エンビード、アンテトクンポのスタッツは以下の通りとなっている。
– | N・ヨキッチ | J・エンビード | G・アンテトクンポ |
---|---|---|---|
出場試合数 | 67 | 64 | 62 |
平均出場時間 | 33.9 | 34.6 | 32.1 |
平均得点 | 24.9 | 33.0 | 31.1 |
平均リバウンド | 11.9 | 10.2 | 11.8 |
平均アシスト | 9.9 | 4.2 | 5.6 |
平均スティール | 1.2 | 1.0 | 0.8 |
平均ブロック | 0.7 | 1.7 | 0.8 |
平均TO | 3.5 | 3.5 | 3.8 |
FG成功率 | 63.4% | 54.2% | 55.3% |
3P成功率 | 39.0% | 33.0% | 27.5% |
FT成功率 | 82.3% | 85.8% | 64.6% |
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