パスカル・シアカムがファンとの口論が増えた理由を明かす「スポーツベッティング」
ここ数年のNBAでは選手とファンの間のトラッシュトークが頻繁に見られるようになった。
行き過ぎた発言をしたことにより退場を命じられるファンも少なくない中、NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングは先日、スポーツベッティングが元凶になっていると主張。
トロント・ラプターズのパスカル・シアカムもアービングと同じ考えを持っているようだ。
シアカムはドレイモンド・グリーンのポッドキャストにゲスト出演した際、過激化する一部のNBAファンについて次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
彼らは文字通り選手たちの死を望んでいる。
なぜなら、彼らはベッティングで負けたからだ。
この文化はものすごくクレイジーだと思う。
僕はこう言いたい。
僕はこういったことが好きではないし、負けたからといって僕にメッセージを送ってくるな。
僕には関係ない。
君たちが今日、もしくは明日負けたとしても、僕は本当に気にしない。
僕には関係ないことだ。
シアカムによると、チームメイトのフレッド・バンブリートには殺害予告の脅迫文が送られてきたこともあったという。
ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールは先日、あるファンと激しい口論を繰り広げ、ファンの帽子を叩き落としたことで警察から調査されていると報じられた。
そのファンはウィザーズの勝利にベットしていたのか、ウィザーズが負けたことで1300ドルを失い、その怒りをビールにぶつけたとされている。
NBAはスポーツベッティングに対して比較的寛容な姿勢をとっているが、現場で働く選手たちに危害が及ぶようなら、何かしらの対策が必要なのかもしれない。
なお、アービングは先日、スポーツベッティングについて次のように指摘していた。
正直に話すが、ギャンブルとスポーツベッティングがゲームから純粋さと楽しさを完全に奪ってしまう時がある。
熱狂的なファン、チームを応援してくれるファン、チームを愛してくれるファンと、ベットして勝ちたいと思っている人々には違いがある。
バスケットボールの試合を観戦しに来る人々の中には、ギャンブラーのコミュニティのようなものがあるんだ。
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