ステフィン・カリーがレブロン・ジェイムスのプレイスタイルの変化を実感「キャブス時代とは少し違う」
ロサンゼルス・レイカーズはNBAを代表するスーパースターのレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスを中心としたチームだ。
だが、シーズン中のトレードでディアンジェロ・ラッセルやジャレッド・バンダービルト、八村塁などが加わり、かつオースティン・リーブスやデニス・シュルーダーなど信頼できるボールハンドラーがいることにより、ジェイムスがボールを支配する必要がなくなった。
NBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルでレイカーズと対戦しているゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーも、ジェイムスのプレイスタイルが変化していると感じている模様。
カリーはシリーズ第1戦を終えた後、ジェイムスについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
2015年のNBAファイナル以降に僕たちが経験したすべてを振り返らなければならない。
新たな戦いの章を得られたことに感謝している。
レイカーズとかつてのキャブスのスタイルが違うのは間違いない。
彼のプレイスタイルも少し違う。
彼は少し違うやり方で攻めてきて、相手をスペースから締め出そうとしている。
それに3ポイントを撃つ機会が増えた。
少し異なるバイブスだ。
カリーだけでなく、ジェイムスの親友ドレイモンド・グリーンもジェイムスのプレイスタイルの変化について、「これまでとはまったく異なるゲーム」と語っていた。
ジェイムスは現在38歳であり、パワーは健在であるものの、機動力は明らかに落ちている。
だが、それをプレイスタイルを調整することで補い、今もNBAトップクラスの選手として活躍している。
長くNBAで活躍したいと考えている選手たちにとって、ジェイムスの進化は見本になるに違いない。
なお、ジェイムスのトレード期限前と期限後のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 期限前 | 期限後 |
---|---|---|
出場試合数 | 44 | 11 |
平均出場時間 | 36.4 | 31.9 |
平均得点 | 30.2 | 23.8 |
平均リバウンド | 8.5 | 7.6 |
平均アシスト | 7.0 | 6.0 |
平均スティール | 1.0 | 0.6 |
平均ブロック | 0.5 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 3.6 |
FG成功率 | 50.8% | 46.0% |
3P成功率 | 31.5% | 34.8% |
フリースロー成功率 | 76.4% | 78.4% |
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