NBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルで昨季王者ゴールデンステイト・ウォリアーズを破ったロサンゼルス・レイカーズは、NBAファイナル進出をかけて第1シードのデンバー・ナゲッツと対戦する。

ナゲッツは2度のMVP受賞を誇るニコラ・ヨキッチ擁する強豪チームだ。

一方、トレード期限後に生まれ変わったレイカーズにもチャンスは十分あるだろうが、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンによると、レイカーズとナゲッツのシリーズの鍵となるのはアンソニー・デイビスとニコラ・ヨキッチのマッチアップだという。

グリーンはレイカーズとナゲッツのシリーズについて、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

アンソニー・デイビスとニコラ・ヨキッチのマッチアップが鍵になるだろう。

ジョーカーがADをリムから遠ざけることが本当に重要になるんじゃないかな。

ジョーカーの素晴らしいところは、コートのどこでもプレイできるという点だ。

ハイポスト、ブロック、エルボー、ペイント、フリースローラインエリア。

彼がどこでもプレイできるという点が、レイカーズのディフェンスに問題をもたらすだろう。

特にADのプレイにおいてはね。

ジョーカーのパスを止めるのか、それともスコァリングを止めるのかは、レイカーズ次第だ。

最も簡単なのは、彼のアシストを止めることだろうね。

彼にパスとスコアリング両方をさせてはならない。

それをさせてしまったら、君たちは負けてしまうだろう。

すごくシンプルなことさ。

ナゲッツとレイカーズがNBAプレイオフで最後に対戦したのは、2020年のバブルだ。

当時はレイカーズが第6戦の末に勝利し、その後NBAタイトルを勝ち取った。

果たしてヨキッチ擁するナゲッツは前回のリベンジを果たし、フランチャイズ初となるNBAチャンピオンに近づくことができるだろうか？

なお、今季NBAプレイオフのデイビスとヨキッチのスタッツは以下の通りとなっている。

–	A・デイビス	N・ヨキッチ
出場試合数	12	11
平均出場時間	36.9	37.8
平均得点	21.2	30.7
平均リバウンド	14.1	12.8
平均アシスト	2.7	9.7
平均スティール	1.4	1.1
平均ブロック	3.3	0.7
平均ターンオーバー	2.3	3.5
FG成功率	53.0％	54.9％
3P成功率	27.3％	47.5％
フリースロー成功率	83.8％	78.7％