マルコム・ブログドンがセルティックスのディフェンスの問題に言及「シーズンを通して安定していない」
昨季NBAファイナリストのボストン・セルティックスには、NBAタイトル獲得の期待がかかっている。
だが、マイアミ・ヒートとのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルを0勝3敗とし、後がなくなってしまった。
昨年夏にセルティックスに加わったマルコム・ブログドンによると、昨季と比べて今季のセルティックスにはディフェンスのアイデンティティが欠けているという。ブログドンのコメントをESPNが伝えている。
マイアミにしてもデンバーにしても、本当に強いアイデンティティを持っている選手は数人しかいない。
彼らは常にそのアイデンティティを持ってプレイしている。
ものすごくコミットしている。
僕たちはと言えば、僕たちのアイデンティティはシーズンを通して揺らいでいた。
僕たちは自分たちが何者なのか見つけ出そうとしている。
僕たちは素晴らしいチームであり、スコアリングの才能があるチームだ。
だが、ショットを決めることができない時は、ディフェンスに頼らなければならない。
僕たちのディフェンスは安定していない。
だから、安定し、規律があるチームとの対戦では苦しむんだ。
僕たちのディフェンスはシーズンを通して良くなかった。
昨季はディフェンスがこのチームのアイデンティティだった。
それが失われてしまっていると思う。
素晴らしいディフェンスをしている時に輝きを放ったことはあったが、一貫していなかった。
正直言うと、僕たちはどのシリーズでも苦しんでいる。
彼ら(ヒート)はまるでリーグ最高のチームのようなプレイをしているが、彼らはものすごく規律があり、信じられないほど一貫しているんだ。
僕たちは今も僕たちのほうが優れたチームだと信じている。
だが、この3試合ではそのようなプレイをしていない。
セルティックスはこのシリーズでヒートにFG成功率51.9%、3P成功率47.8%を許している。
また、ターンオーバーの数はヒートの31に対し、セルティックスは45だという。
もはや1敗もできなくなったセルティックスはディフェンスのアイデンティティを取り戻し、ヒートに一矢報いることができるだろうか?
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