ウェストMVP受賞のニコラ・ヨキッチ「レギュラーシーズンMVPはジョエル・エンビードが受賞すべきだった」
ウェスタン・カンファレンス第1シードでNBAプレイオフに進出したデンバー・ナゲッツは、カンファレンスファイナルでロサンゼルス・レイカーズをスウィープで下し、フランチャイズ史上初となるNBAファイナル進出を果たした。
ウェスタン・カンファレンスMVPに選出されたのは、2度のレギュラーシーズンMVP受賞を誇るニコラ・ヨキッチだ。
今季のレギュラーシーズンMVPに選出されたジョエル・エンビード擁するフィラデルフィア・セブンティシクサーズは早々に姿を消したため、「ヨキッチのほうがレギュラーシーズンMVPにふさわしかったのでは?」などといった議論が交わされている。
だが、ヨキッチはそう思っていないようだ。
ヨキッチはウェストMVPを受賞した後、レギュラーシーズンMVPとの比較について質問されると、次のようにコメントしたという。RealGMが伝えている。
正直言うと、僕には分からない。
MVPのことはもう考えていない。
人々は「ジョエル・エンビードは(レギュラーシーズンMVPを)受賞すべきではなかった」と単に意地悪で言っているんじゃないかな。
僕は彼が受賞すべきだったと思っている。
君たちも見ていたと思うが、彼はシーズンを通してすごく、すごくタフなバスケットボールをプレイしていたからね。
そう語ったヨキッチだが、このNBAプレイオフはヨキッチの偉大さを改めて証明するシリーズになっているとも言えるだろう。
もしナゲッツがNBAタイトルを勝ち取り、かつヨキッチがファイナルMVPに選出されたら、レギュラーシーズンMVPについて同じ議論が繰り返されるだろう。
だが、ヨキッチはエンビードへのリスペクトを忘れず、サポートするに違いない。
なお、ヨキッチのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 |
---|---|---|---|---|
MP | 42 | 42 | 38 | 45 |
PTS | 34 | 23 | 24 | 30 |
TRB | 21 | 17 | 6 | 14 |
AST | 14 | 12 | 8 | 13 |
STL | 0 | 3 | 1 | 1 |
BLK | 2 | 0 | 0 | 3 |
TO | 5 | 5 | 2 | 3 |
FG% | 70.6% (12/17) | 42.9% (9/21) | 47.4% (9/19) | 45.8% (11/24) |
3P% | 100% (3/3) | 0% (0/3) | 40.0% (2/5) | 50.0% (3/6) |
FT% | 87.5% (7/8) | 83.3% (5/6) | 57.1% (4/7) | 83.3% (5/6) |
+/- | +11 | +7 | +15 | +6 |
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