3ポイントに磨きをかけたブルース・ブラウン「最大のステージで努力が報われている」
デンバー・ナゲッツのブルース・ブラウンは、タフなディフェンスでチームのNBAファイナル進出に貢献した。
だが、スコアリングでの貢献も見過ごすことができず、特にブラウンのタイムリーな3ポイントはナゲッツに恩恵をもたらしていると言えるだろう。
2018年のNBAドラフト42位でデトロイト・ピストンズに入団した当時は3ポイントを十分に決めることができず、3P成功率25.8%にとどまったものの、ブルックリン・ネッツでプレイした昨季は3P成功率40.4%、今季は35.8%を記録しているブラウン。
ブラウンによると、NBAキャリア初期に故意にワイドオープンにされたことが、3ポイントシュート改善のモチベーションになったという。ブラウンのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
思い出してくれ。
初めてこのリーグに来た時、僕にはシュートがなかった。
シューティングにまったく自信がなかった。
僕はシュートが下手な選手だった。
すると、相手は僕をワイドオープンにし、シュートを撃たせたんだ。
僕はショックを受けたが、刺激にもなった。
だから僕はただ体育館で練習し、その努力が最大のステージで報われているんだ。
ブラウンは3ポイントを多投するようなタイプの選手ではない。
だが、絶妙なタイミングで決め、相手に打撃を与えている。
このNBAファイナルでは3P成功率50.0%を記録するなど、ディフェンスだけでなくオフェンスでも貢献しているブラウン。
この夏にオプションを破棄してFAになるであろうブラウンは、大きな契約を勝ち取ることができるだろう。
なお、ブラウンのNBAファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 |
---|---|---|---|---|
MP | 21 | 27 | 29 | 30 |
PTS | 10 | 11 | 5 | 21 |
TRB | 5 | 5 | 2 | 4 |
AST | 2 | 0 | 0 | 2 |
STL | 1 | 2 | 0 | 1 |
BLK | 0 | 0 | 3 | 1 |
TO | 3 | 3 | 1 | 0 |
FG% | 57.1% (4/7) | 44.4% (4/9) | 20.0% (1/5) | 72.7% (8/11) |
3P% | 66.7% (2/3) | 33.3% (1/3) | 33.3% (1/3) | 60.0% (3/5) |
FT% | – | 100% (2/2) | 100% (2/2) | 66.7% (2/3) |
+/- | +1 | +14 | +8 | 0 |
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