元NBA選手のバイロン・スコットがルカ・ドンチッチとカイリー・アービングのデュオに疑問?「ウェストでは強豪ではない」
ダラス・マーベリックスは昨季中のトレードで獲得したNBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングと再契約した。
これにより来季以降もルカ・ドンチッチとアービングを中心としたチームとしてNBAタイトルを狙うことになったわけだが、ドンチッチとアービングのデュオは昨季結果を残せなかっただけに、2人のケミストリーを疑問視する声も少なくない。
元NBA選手であり、ロサンゼルス・レイカーズなどでヘッドコーチを務めた経験を持つバイロン・スコットも、そう感じているのかもしれない。
スコットはドンチッチとアービング擁するマブスについて、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ダラスは本当に良いチームだと思うよ。
だが、J・キッド(ジェイソン・キッド)がカイリーとルカをうまくプレイさせる方法を見つけるのは難しいと思う。
彼らはどちらもボールを支配するタイプだ。
彼らを一緒にプレイさせる方法を見つけるのは本当に難しいだろうね。
ただ、タレントは揃っている。
今季のダラスは良いチームになるだろう。
ただ、ウェストにおいて強豪チームになるとは思わない。
ウェストには素晴らしいチームが多過ぎる。
ただし、カイリーは僕が見てきた中で最も才能ある選手のひとりだ。
ウェスタン・カンファレンスはNBAチャンピオンのデンバー・ナゲッツを筆頭に、NBAトップクラスのスコアラーを3人擁するフェニックス・サンズ、元NBAオールスターポイントガードのクリス・ポールを獲得したゴールデンステイト・ウォリアーズ、ローテーションプレイヤーを充実させたロサンゼルス・レイカーズと、強豪チームが多い。
また、メンフィス・グリズリーズとサクラメント・キングス、若手が着実に成長しているオクラホマシティ・サンダー、NBAドラフト1位選手のビクター・ウェンバニャマ擁するサンアントニオ・スパーズも見過ごせないだろう。
果たしてアービングとドンチッチはマブスを勝利に導き、彼らを疑問視する人々が間違っていることを証明できるだろうか?