グレッグ・ポポビッチHCがカワイ・レナードにブーイングするファンを諫める「こんなのは我々ではない」
サンアントニオ・スパーズは現地22日にロサンゼルス・クリッパーズとホームで戦った。
カワイ・レナードにとって古巣への凱旋となったが、スパーズファンのレナードに対する恨みはまだ消えておらず、スパーズファンはこの日もレナードにブーイング。
しかし、名将グレッグ・ポポビッチHCにとって何年経っても終わらないブーイングは不快でしかなかったのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、ポポビッチHCは試合中にマイクを取り上げ、スパーズファンに向かってブーイングをやめるよう諌めたという。
ちょっと失礼。
ブーイングをやめ、彼らにプレイさせてやらないか?
こんなのは我々ではない。
彼にブーイングする必要はない。
ポポビッチHCの呼びかけも虚しく、スパーズファンのブーイングは増すばかりだった。
レナードはスパーズ時代に怪我の治療法を巡ってチームと対立し、レナードはスパーズが用意した医療チームではなく、自身で見つけた医療チームに処置を託した。
また、これらの件でチームメイトたち、特にトニー・パーカーとの関係が険悪になり、レナードはスパーズのロッカールームで孤立するようになったとされている。
とはいえ、レナードにブーイングするファンの中にはレナードを憎んでおらず、ブーイングすることをただ楽しんでいる者もいるだろう。
つまり、レナードに対するブーイングは今後も続くだろうが、ポポビッチHCは毅然とした態度で対処し続けるに違いない。