モンティ・ウィリアムスHCが古巣サンズのアイザイア・スチュワートに対する声明を受け「無責任」
フェニックス・サンズは現地14日、ドリュー・ユーバンクスがデトロイト・ピストンズのアイザイア・スチュワートから殴られたことを受けて声明をリリースした。
サンズは「ドリュー・ユーバンクスに対する攻撃はいわれなきものであり、このような暴力的な行為を容認することはできない」などとし、NBAおよび地元当局の調査に協力することを宣言。
だが、昨季までサンズを指揮したピストンズのモンティ・ウィリアムスHCは、サンズの声明発表リリースのタイミングが早すぎたと感じていたのかもしれない。
ウィリアムスHCはサンズとの試合を終えた後、スチュワートの問題について質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
声明がリリースされたことは知っている。
僕としては、すべての情報を集め、何が起こったのを明らかにすることが重要だと思っている。
NBAが調査するだろう。
彼(スチュワート)と話をした。
彼は何があったのか教えてくれた。
サンズが声明の中で「いわれなきこと」としたのは知っている。
何が起こったのか分かっていないのに、そんな声明を出すのは無責任じゃないかな。
なぜなら、双方に言い分があるからね。
すべてが明らかになるまで、ああいった声明は出すべきではない。
スチュワートがユーバンクスに殴りかかった理由については明らかになっていない。
だが、スチュワートと話をしたというウィリアムスHCは、スチュワートが暴行に至った理由を把握しているのかもしれない。
スチュワートは地元警察に逮捕され、その後出頭命令を出されたうえで釈放されたというが、今後は調査結果に注目が集まるところだ。