ジョエル・エンビード「昨季の失敗が減量につながった」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、比較的怪我が多いタイプのプレイヤーだ。
キャリア3年を通して1シーズン70試合以上に出場したことがないエンビード。
だが、昨季のカンファレンスセミファイナルでの手痛い敗退により、エンビードはチームリーダーとしての自覚を強めたのかもしれない。
エンビードによると、この夏を通して約9kgのダイエットに成功したという。
エンビードは自身について次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「チームメイトたちを落胆させてしまったと思う。俺が考えてたすべては、チームメイトたちを落胆させないよう、チームをダウンさせないよう、この都市を失望させないよう、できる限りを尽くすことだったんだ。それが身体を絞ることにつながったのさ」
エンビードとベン・シモンズを擁するセブンティシクサーズは昨季、プレイオフカンファレンスセミファイナルまで駒を進めたものの、トロント・ラプターズに第7戦の末に敗れた。
そのゲームは、エンビードにとって屈辱的なものだったのかもしれない。
レギュレーション最終盤、カワイ・レナードにブザービートジャンパーを決められ、敗退を余儀なくされたシクサーズ。
その時、ジャンパーを阻止しようとしたのはエンビードだった。
チームメイトとファンを落胆させてしまったことに責任を感じているというエンビードだが、ダイエットの成功は、より機動力のあるパフォーマンスと怪我のリスク減少につながるだろう。
来季はこれまでとは違うエンビードを見ることができそうだ。
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