元オールスターフォワードのカーメロ・アンソニーは先日、ポートランド・トレイルブレイザーズの一員として約1年ぶりにNBAゲームに復帰した。

ヒューストン・ロケッツからシカゴ・ブルズへトレードで移籍し、ウェイブされた後、アンソニー移籍先候補として複数のチームが挙がった。

そのひとつが、親友レブロン・ジェイムス率いるロサンゼルス・レイカーズだ。

一部ではアンソニーがジェイムスに接触し、フロントオフィスに働きかけるよう要求したとも噂されたが、これをアンソニーが否定した模様。

アンソニーはこの件について次のようにコメント。ESPNが伝えている。

「俺は彼に電話して、『（レイカーズ入りのために）君が必要だ』などと言ったことはない。一度もない。彼を巻き込んだことは一度もない。彼が何をやってたかは知らないよ。だけど、友人として、ブラザーとして、彼を巻き込んだことは一度もない」

「俺は事実を知ってる。彼は擁護してくれるだろう・だけど、友人であるかないかにかかわらず、そういう状況に巻き込むのは好きじゃないんだ」

ジェイムスは当時、アンソニー獲得については具体的に明かさず、「俺が決めることじゃない。組織が決めること」としていた。

友人たちの力を借りず、自身の手で復帰のチャンスを掴んだアンソニー。

契約はまだ保証されていないが、ブレイザーズの一員として勝利に貢献し、本格復帰のチャンスを手にすることであろう。