4カ月以上の中断期間を挟んだNBAシーズンは、約2週間後にオーランドで再開する。

NBA選手たちは中断期間中を自宅で過ごし、限られた設備でトレーニングを続けていたというが、特にNBAという厳しい世界で長年戦い続けているベテラン選手たちにとって約4カ月間のオフは恵みともなったのかもしれない。

ポートランド・トレイルブレイザーズのベテランフォワード、カーメロ・アンソニーによると、長い中断期間はフィジカルとメンタルの回復を助けたという。

アンソニーはオーランドでのシーズンと自身の状態について次のようにコメント。NBC Sports Northwestが伝えている。

サマーリーグのようなものだ。

大規模なAAUトーナメントのようなものだ。

だが、すべての選手がキャンパス内にいるから良い感じさ。

互いのホテルを行き来することはできないが、何とかやっているよ。

（オーランド入りして）最初の数日間はタフだった。

隔離されなければならなかったからね。

でも今は練習しているし、プレイしているし、忙しい毎日を送っているんだ。

身体はフレッシュ。

身体と心はフレッシュ。

働き続け、自分がすべきことして、技術を磨き続けるなら、結局のところは心と身体を適切な状態にキープしなければならないんだ。

ベテランフォワードのトレバー・アリーザがオーランドでのシーズンに参加しないため、アンソニーにはより多くの役割が任されると見られている。

ブレイザーズでは負傷離脱していたユスフ・ナーキッチとザック・コリンズがラインアップに復帰し、アンソニーは本来のポジションであるスモールフォワードでプレイすると見られているが、心身ともにリフレッシュしたアンソニーには特にスコアリングでの貢献を期待したいところだ。

なお、ブレイザーズはシードゲーム8試合でメンフィス・グリズリーズ、ボストン・セルティックス、ヒューストン・ロケッツ、デンバー・ナゲッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ダラス・マーベリックス、ブルックリン・ネッツと対戦する。