ジミー・バトラーがTJ・ウォーレンとのバトルについて「過去のこと」
マイアミ・ヒートのジミー・バトラーとインディアナ・ペイサーズのジミー・バトラーは今年1月、コート上で激しいバトルを繰り広げた。
ウォーレンはその後、「彼が何を言ってたのか、俺は理解できなかった。正直言うと、頭が真っ白になっていたんだ」、「何が起きたのかさえ覚えていない。本当に覚えていない。自分を見失っていた。冷静さを失ってしまっていたのさ」と説明。
一方、バトラは他チームとの対戦の際に「TJ・ウォーレン」チャントを浴びるなどし、バトラーとウォーレンの対立構図が作られていった。
そのバトラーとウォーレンがプレイオフという大舞台で相まみえることとなる。
だが、バトラーは過去は過去とし、ペイサーズに勝利することに全力を尽くす構えの模様。
ウォーレンとのビーフについて質問されたバトラーは、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
見てくれ。
僕はただバスケットボールをプレイしているだけだ。
僕はコート上で最高のプレイヤーであるために全力を尽くすだろう。
それがマイアミが僕を連れてきた理由さ。
誰とマッチアップするかは気にしていない。
僕たちは相手を抹殺することができる。
あの件についてはもう終わったこと。
過去に起きたことなんだ。
一方、シードゲーム最後の2試合を足底筋膜炎で欠場したウォーレンだが、ヒートとのファーストラウンドは第1戦から出場できる見込みと報じられている。
今季のプレイオフは無観客試合となるため、ファンの生のブーイングや声援を聞くことはできない。
バトラーは「過去のこと」としたものの、モニター越しに観戦するファンは両者の熱いバトルに期待するだろう。
今回の決着は乱闘ではなく、バスケットボールでつけてもらいたいところだ。
なお、イースタン・カンファレンス4位のペイサーズと同5位のヒートのファーストラウンドは現地18日にスタートする。
以下、オーランド入り後のウォーレンとバトラーのスタッツだ。
– | TJ・ウォーレン | ジミー・バトラー |
---|---|---|
出場試合数 | 6 | 4 |
平均出場時間 | 36.4 | 27.0 |
平均得点 | 31.0 | 16.0 |
平均リバウンド | 6.3 | 6.8 |
平均アシスト | 2.0 | 4.8 |
平均スティール | 1.3 | 2.8 |
平均ブロックショット | 1.2 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 1.2 | 2.3 |
FG成功率 | 57.8% | 47.2% |
3P成功率 | 52.4% | 0%(0/2) |
フリースロー成功率 | 88.9% | 85.7% |
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