重要な場面でターンオーバーを犯したジョエル・エンビード「僕の責任」
ボストン・セルティックスに2連敗を喫し、シリーズを0-2とされたフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、現地21日の第3戦で勝利を予感させる戦いを見せた。
第3戦は終盤まで拮抗した展開が続き、どちらが勝ってもおかしくない戦いが繰り広げられたが、勝敗を分けたひとつがジョエル・エンビードのターンオーバーだ。
第4Q残り1分を切った時、エンビードはダブルチームを仕掛けられると、逆サイドにいたチームメイトにパス。
しかしこれをマーカス・スマートにスティールされると、エンビードはその後のポゼッションの際にシュートファウルをもらおうとしたもののノーコール。
セルティックスに着実に得点を重ねられ、シクサーズはシリーズを0勝3敗とした。
ベン・シモンズ不在の中、プレッシャーを一手に引き受けるエンビードは試合後、次のようにコメント。ESPNが伝えている。
僕はダブルチームを仕掛けられた時にうまくパスを出せるようになったと思っていた。
そしてあれが起きてしまった。
ターンオーバーを犯してしまった。
大きなミスだった。
僕の責任だ。
諦めてはダメだ。
スウィープされたくない。
僕の経歴にそれを加えたくない。
だから僕は必死にプレイしているし、やれることすべてをやっている。
僕たちが勝つためにね。
エンビードには昨季のプレイオフでカワイ・レナードに奇跡の逆転ジャンパーを決められるという苦い経験がある。
エンビードにはメンタルを強く持ち、シリーズ第4戦でシクサーズを勝利に導く活躍を見せてもらいたいところだ。
なお、エンビードのファーストラウンドでのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 |
---|---|---|---|
出場時間 | 37:29 | 34:20 | 35:24 |
得点 | 26 | 34 | 30 |
リバウンド | 16 | 10 | 13 |
アシスト | 1 | 3 | 1 |
スティール | 2 | 0 | 1 |
ブロックショット | 1 | 1 | 1 |
ターンオーバー | 5 | 2 | 4 |
FG成功率 | 53.3%(8/15) | 52.4.%(11/21) | 35.0%(7/20) |
3P成功率 | 25.0%(1/4) | 0%(0/2) | 40.0%(2/5) |
フリースロー成功率 | 75.0%(9/12) | 92.3%(12/13) | 87.5%(14/16) |
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