クリス・ポールとの契約はロケッツ史上最悪だった?
ヒューストン・ロケッツは今から約2年前、NBAを代表するポイントガードのクリス・ポールと4年1億6000万ドルの大型契約を結んだ。
それから1年後、ロケッツはポールをトレードで放出し、元MVPのラッセル・ウェストブルックを獲得。
当時ゼネラルマネージャーを務めていたダリル・モレーはポールのトレードに積極的ではなかったというが、トレードが実現に至ったのはオーナーの意向が強く反映されたからだったのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、ロケッツのオーナーであるティルマン・フェルティッタはポールの契約を「ビジネスやスポーツで見たことがないほど最悪の契約」と考えていたという。
ポールとジェイムス・ハーデンは昨年のNBAプレイオフでゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れた後、オフェンスのスタイルを巡って激しい口論を繰り広げたと報じられた。
その後、ロケッツはポールをトレードで放出。
フロントオフィスの多くのメンバーはポールとハーデンの関係について「修復できる」と信じていたというが、フェルティッタにとってはポールとハーデンの関係よりポールの契約が問題だったのかもしれない。
ポールはトレードでオクラホマシティ・サンダーへ移籍した後、下馬評が低かったチームをプレイオフ進出に牽引。
自身もオールスターに復帰し、素晴らしいシーズンを送った。
だが、指揮官のビリー・ドノバンを解雇したサンダーは若手主体のロスターに完全に切り替えると噂されており、ポールにはトレードの噂が浮上。
ポールの大型契約がネックになるというが、ポールはどのNBAチームでプレイすることになったとしても、2年前の契約が妥当であったことを証明してくれるだろう。
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