ダニー・グリーン「飛行機に降りた時に痛みがぶり返した」
昨年夏にロサンゼルス・レイカーズに加わったダニー・グリーンは、キャリア3度目となるNBAチャンピオンに輝いた。
だが、NBAプレイオフでは安定したパフォーマンスを見せることができず、NBAファイナル第5戦の最終盤にオープンスリーを外すと批判が集中。
NBAチャンピオンを決めた第6戦も決して安定していたとは言えないが、グリーンによると、チームは公表しなかったもののいくつか怪我を抱えたままプレイしていたという。
だが、すべてを終えてホッとした瞬間に痛みがぶりかえしたようだ。
グリーンは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
飛行機を降りた時にすべてのアドレナリンが消え、すべての怪我が戻ってきた。
生まれたての鹿の赤ちゃんのような気分だったよ。
足はしびれていた。
腰、アキレス、全身の痛み。
「薬の効果とアドレナリンがすべて消えてしまった!」という感じだった。
祝う前に数日は休みが必要だった。
皆は「飲もうぜ」という感じだったが、僕は「数日くれ。まずは眠らせてくれ」と答えたよ。
安定したパフォーマンスを見せることができなかったグリーンだったが、指揮官のフランク・ボーゲルHCはグリーンを先発起用し続け、信頼を置いている選手のひとりであると明かした。
NBAプレイオフではファンを唸らせることができなかったグリーン。
だが、シーズンを通してみれば、グリーンの貢献は非常に大きかったと言えるだろう。
来季は全NBAチームが打倒レイカーズを掲げて向かってくると思われるが、グリーンにはレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスをサポートする働きを期待したい。
なお、グリーンのNBA2019-20シーズンのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20シーズン | NBAプレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 68 | 21 |
平均出場時間 | 24.8 | 25.0 |
平均得点 | 8.0 | 8.0 |
平均リバウンド | 3.3 | 3.1 |
平均アシスト | 1.3 | 1.2 |
平均スティール | 1.3 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 0.9 | 0.6 |
FG成功率 | 41.6% | 34.7% |
3P成功率 | 36.7% | 33.9% |
フリースロー成功率 | 68.8% | 66.7% |
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