ジョージ・カール「カーメロ・アンソニーのトレードはナゲッツにとって最高のトレードだった」
かつてデンバー・ナゲッツをヘッドコーチとして指揮したジョージ・カールは、カーメロ・アンソニーを中心としたロスターでNBAプレイオフ進出に導き続けた。
だが、2008-09シーズンはカンファレンスファイナルに進出したものの、その他のプレイオフはファーストラウンドで敗退。
アンソニーはトレードを要求し、2010-11シーズン中のトレードでニューヨーク・ニックスに移籍した。
カールによると、このトレードはナゲッツ史上最高のトレードだったという。カールのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
10年ほど前、メロは我々ナゲッツからトレードされ、ニックスに移籍した。
あのトレードは今もきちんと振り返られていない。
私はNBA史上最高のトレードのひとつだったと思う。
ナゲッツにとってね。
私はそう強く信じている。
ナゲッツはこのトレードでアンソニーやチャウンシー・ビラップスなどを放出し、ダニーロ・ガリナリを獲得。
その後、アンソニーはニックスでNBA得点王に輝き、カールはNBAコーチ・オブ・ザ・イヤーに選出された。
これらを踏まえると、アンソニーのトレードは双方にとってウィンウィンだったと言えるかもしれない。
なお、アンソニーのナゲッツ時代とニックス時代のスタッツは以下の通りとなっている。
– | ナゲッツ時代 | ニックス時代 |
---|---|---|
出場試合数 | 564 | 412 |
平均出場時間 | 36.4 | 36.0 |
平均得点 | 24.8 | 24.7 |
平均リバウンド | 6.3 | 7.0 |
平均アシスト | 3.1 | 3.2 |
平均スティール | 1.1 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 2.4 |
FG成功率 | 45.9% | 44.3% |
3P成功率 | 31.1% | 36.9% |
フリースロー成功率 | 80.3% | 83.0% |
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