クリス・マリン「アンドリュー・ウィギンスをトレードすべきではない」
ゴールデンステイト・ウォリアーズは昨季中のトレードでディアンジェロ・ラッセルを放出し、2014年NBAドラフト1位プレイヤーであるアンドリュー・ウィギンスを獲得した。
ウィギンスはスーパースターへの成長が期待されたものの、NBAキャリアを通して安定したパフォーマンスを見せることができず、さらなる成長を疑問視する声も少なくない。
そのため、ウォリアーズはこのオフシーズン中のトレードでウィギンスを放出する可能性があると報じられているが、元ウォリアーズのNBAレジェンドであるクリス・マリンはウィギンスのトレードに反対のようだ。
マリンによると、ウィギンスはまだ若く、ウォリアーズでのシーズンがNBAキャリアの転換点となる可能性があるという。マリンのコメントをNBC Sports Bay Areaが伝えている。
彼より才能あるウィングプレイヤーを獲得できるとは思えない。
それに彼は若い。
アンドリュー・ウィギンスは人々が間違っていることを証明するだけでなく、彼自身を証明するだろう。
それにゲームを楽しみ始めるだろうね。
ミネソタでの彼は楽しんでいるように見えなかった。
ステフ(・カリー)、クレイ(・トンプソン)、ドレイモンド(・グリーン)ち一緒にプレイする楽しさ、エネルギー、情熱は知っての通りだ。
それが大きな理由さ。
ウィギンスはディフェンスを課題としているものの、ウォリアーズ移籍後はディフェンスの改善に取り組み、指揮官のスティーブ・カーHCはウィギンスの成長を感じていることを明かしていた。
スーパースタークラスのプレイヤーとのトレードの可能性があるならウィギンスを放出するだろうが、現時点でその可能性は低いと言えるかもしれない。
まだ24歳のウィギンスには偉大なチームメイトたちと共にプレイすることでNBAキャリアを転換させ、スーパースターに覚醒してもらいたいところだ。
なお、ウィギンスの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 54 | 454 |
平均出場時間 | 34.4 | 35.8 |
平均得点 | 21.8 | 19.7 |
平均リバウンド | 5.1 (キャリアハイ) | 4.4 |
平均アシスト | 3.7 (キャリアハイ) | 2.3 |
平均スティール | 0.8 (キャリアワースト) | 1.0. |
平均ターンオーバー | 2.4 | 2.1 |
FG成功率 | 44.7% | 44.1% |
3P成功率 | 33.2% | 33.2% |
フリースロー成功率 | 70.9% | 73.2% |
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