ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは、NBAキャリア2年目にしてスーパースターの座を確固たるものとした。

マブスはドンチッチとクリスタプス・ポルジンギスのヨーロッパコンビを中心としてNBAタイトルを狙いにいくが、王朝を築くためにはスーパースターがもうひとり必要かもしれない。

そんな中、ドンチッチがデンバー・オールスターセンターに言及した模様。

盟友ボヤン・マリヤノビッチとヨキッチのトレードについて質問されたドンチッチは、冗談まじりに次のように返答したという。clutchpoints.comが伝えている。

僕は誰もトレードしない。

僕は誰もトレードできない。

僕の仕事ではないからね。

もしヨキッチが（マブスに）来たいなら来るべきだ。

彼がそうしたいのを彼は知っている。

もちろん冗談であり、ヨキッチがトレードでマブスに移籍するという噂はない。

とはいえ、ドンチッチのコメントを受け、ヨキッチの脳裏にはマブス移籍のイメージが植え付けられたことだろう。

スロベニア出身のドンチッチとセラトビア出身のポルジンギス、そしてセルビア出身のヨキッチがチームを組んだ時、ヨーロッパのNBAファンは歓喜するに違いない。

なお、ドンチッチとヨキッチの昨季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	L・ドンチッチ	N・ヨキッチ
出場試合数	61	73
平均出場時間	33.6	32.0
平均得点	28.8	19.9
平均リバウンド	9.4	9.7
平均アシスト	8.8	7.0
平均スティール	1.0	1.2
平均ブロックショット	0.2	0.6
平均ターンオーバー	4.3	3.1
FG成功率	46.3％	52.8％
3P成功率	31.6％	31.4％
フリースロー成功率	75.8％	81.7％