ポール・ジョージがドック・リバースについて「僕をレイ・アレンやJJ・レディックのように使おうとした」
昨年夏のトレードでロサンゼルス・クリッパーズに移籍したオールスターフォワードのポール・ジョージには、カワイ・レナードと共にクリッパーズをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導く働きが期待されていた。
だが、シーズンを通して安定したパフォーマンスを続けることができず、プレイオフで制裁を欠くと、ファンから批判が集中。
しかしジョージは、本来のパフォーマンスを発揮できなかったのはドック・リバースの起用法に問題があったと感じているのかもしれない。
ジョージはリバースの起用法について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕の使われ方についてだが、ドックは僕をレイ・アレンやJJ・レディックのようにプレイさせようとしていたと思う。
僕にはできない。
それは僕のゲームではない。
僕には流れが必要だし、ピック&ロールやポストアップなど異なるタッチの中でプレイするのが必要なんだ。
昨季は厳しかったよ。
ジョージはNBA屈指のシューターであるが、スコアラーでもあり、プレイメイカーでもある。
リバースがジョージを3Pシューターのように起用したことにより、ジョージは本来のリズムを掴むことができなかったのかもしれない。
クリッパーズの新ヘッドコーチに就任したタイロン・ルーHCはそれを理解し、ジョージを適切に起用するだろう。
ルーHCの下、ジョージには昨季の酷評を覆すパフォーマンスを期待したい。
なお、ジョージの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 48 | 652 |
平均出場時間 | 29.6 | 33.5 |
平均得点 | 21.5 | 20.0 |
平均リバウンド | 5.7 | 6.4 |
平均アシスト | 3.9 | 3.4 |
平均スティール | 1.4 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.6 | 2.6 |
FG成功率 | 43.9% | 43.3% |
3P成功率 | 41.2% (キャリアハイ) | 38.1% |
フリースロー成功率 | 87.6% | 84.6% |
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