オフシーズン中のトレードでワシントン・ウィザーズに移籍したラッセル・ウェストブルックが、現地19日のプレシーズンゲームで初めてウィザーズのユニフォームを着てコートに立った。

ウェストブルックはNBA屈指のダイナミックなプレイヤーであり、彼のドライブはウィザーズに新たなオフェンスをもたらすだろう。

スコアラーのブラッドリー・ビールも”ウェストブルック効果”を実感するとともに、自分たちの役割を改めて認識したのかもしれない。

ビールはウェストブルックとのプレシーズンゲームを終え、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

100％君たちは違いに気付いているよね。

選手たちのオープンショットが増える。

僕たちがオープンになるケースが増えるだろう。

アタックモードの彼とアタックメンタリティの彼がスペースをもたらしてくれるからね。

ディフェンスはそれを尊重しなければならない。

彼がペイントにドライブし、残りの僕たちは僕たちの仕事をする。

オープンになり、ショットを決めないといけないんだ。

ウェストブルック効果が現れたのか、ウィザーズは現地19日のデトロイト・ピストンズ戦でプレシーズン最多となる44本の3Pを放った。

成功率は29.5％と決して良い数字ではなかったものの、アウトサイドショットが入り始めたウィザーズは相手チームにとって脅威となるに違いない。

3P7本すべてをミスしたビールも開幕後はショットタッチを取り戻し、ウェストブルックと共にウィザーズを牽引するだろう。

なお、現地19日のピストンズ戦でのビールとウェストブルックのスタッツは以下の通りだ。

–	B・ビール	R・ウェストブルック
出場時間（分）	26	17
得点	15	8
リバウンド	3	7
アシスト	5	3
スティール	1	0
ブロックショット	1	0
ターンオーバー	1	1
FG成功率	46.7％ （7/15）	40.0％ （4/10）
3P成功率	0％ （0/7）	0％ （0/3）
フリースロー成功率	100％ （1/1）	–
+/-	+1	+11