ドック・リバースHCがベン・シモンズの低いショットアテンプト数について「気にしていない」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのヘッドコーチに就任したドック・リバースHCはNBA2020-21シーズン開幕前、ベン・シモンズの3Pショットについて「撃っても撃たなくても問題ない」とした。
シモンズは3Pショットを苦手としており、NBAキャリア3年の3Pアテンプト数はわずか24本。
今季はまだ1本も放っていないが、それ以上に問題とされているのがFGアテンプト数の少なさだ。
今季4試合を終えた時点で、シモンズの1試合平均FGアテンプト数は10本。
この数字はキャリアワーストだという。
だが、リバースHCは気にしていないようだ。
リバースHCはシモンズのFGアテンプトについて次のようにコメント。cbssports.comが伝えている。
私は気にしていない。
ベンには素晴らしいディフェンス、我々のチームを牽引する働き、勝利への貢献を臨んでいる。
私は勝ちたい。
誓おう。
昔、誰かが私にこう教えてくれたんだ。
「ゲームに勝ち続ければ、誰がスコアリングしても気にする必要はない」とね。
(トロント・ラプターズ戦での)ベンは大きなショットを何本かミスした。
もし2本か3本をレイアップに変更し、フリースローをもらっていれば、うまくいっただろう。
我々は良いオフェンスを展開した。
ただ、我々はショットを決めることができなかった。
文字通り、我々のシューターたちがね。
私が気になっているのはそれだけだ。
一方、ベテランシューターのダニー・グリーンはシモンズのアウトサイドショットについて「メンタルの問題だけ」とし、1試合で数本は放つよう進言している。
とはいえ、今季のシクサーズにはグリーンやセス・カリーといったNBA屈指のアウトサイドシューターがいるため、シモンズは安心して自身のプレイに専念することができるだろう。
なお、シモンズの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 4 | 221 |
平均出場時間 | 32.8 | 34.3 |
平均得点 | 14.3 | 16.3 |
平均リバウンド | 9.3 | 8.3 |
平均アシスト | 6.0 | 7.9 |
平均スティール | 1.5 | 1.7 |
平均ブロックショット | 2.0 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 4.0 | 3.5 |
FG成功率 | 50.0% (20/40) | 55.9% |
3P成功率 | – | 8.3% |
フリースロー成功率 | 58.6% (17/29) | 59.3% |
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