2019年夏のトレードでロサンゼルス・レイカーズに加わったアンソニー・デイビスは、移籍直後からレブロン・ジェイムスと息の合ったコンビネーションを見せ、レイカーズをフランチャイズ10年ぶりとなるNBAチャンピオンに導いた。

デイビスはジェイムスとタッグを組み、またロサンゼルスというビッグマーケットに移籍したことにより、これまで以上にスポットライトを浴びることになったわけだが、デイビスにとって願ってもない環境なのかもしれない。

デイビスによると、ジェイムスと共にいることでNBA選手としてさらに成長しているという。

今季はジェイムスとマーク・ガソルからパススキルを学んでいるというデイビスは、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

ブロンの横でスポットライトを浴びることが、僕をより良い選手にする助けになっているんだ。

パススキルを高めるために彼ら（ジェイムスとガソル）に質問している。

彼らのプレイは信じられないほど素晴らしい。

非現実的だ。

特にマーク。

彼はビッグマンだからね。

あのようなパスを出せるビッグマンは数えるほどしかいない。

彼、（ニコラ・）ヨキッチ、ドレイモンド（・グリーン）。

僕の次のステップは、ああいったパスを出せるようになること。

僕はそこに到達する。

すべてはタイミングと信頼関係だ。

デイビスはレイカーズにとって最も重要なプレイヤーのひとりだが、レイカーズは今もジェイムスのチームだ。

デイビスにはジェイムスの後を引き継ぐべく、共に過ごす間に多くを学び、レイカーズに還元してもらいたい。

なお、デイビスとジェイムスの今季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	A・デイビス	L・ジェイムス
出場試合数	20	23
平均出場時間	33.1	33.6
平均得点	21.9	25.1
平均リバウンド	8.8	7.8
平均アシスト	3.3	7.7
平均スティール	1.4	0.9 （キャリアワースト）
平均ブロックショット	1.9	0.5
平均ターンオーバー	2.0	3.5
FG成功率	52.6％	49.6％
3P成功率	31.4％	40.9％ （キャリアハイ）
フリースロー成功率	701.1％ （キャリアワースト）	71.4％