NBAキャリア3年目を迎えているクリーブランド・キャバリアーズのコリン・セクストンは、プレイメイカーとしての役割を担いつつある。

昨季までは果敢にスコアリングを狙っていたものの、今季はより柔軟なプレイを見せ、キャブスを牽引しているセクストン。

プレイメイカーとして生まれ変わりつつあるのは、NBAを代表するポイントガードのクリス・ポールの影響が大きいのかもしれない。

セクストンによると、ポールは常にアドバイスをくれるという。セクストンのコメントをcavsnation.comが伝えている。

彼は僕にこうアドバイスしてくれた。

「ピック＆ロールのたびに落ち着いてコートを見渡せ」とね。

彼とはいつでも話をすることができるし、彼に連絡するとすぐに返事をくれる。

尊敬できる人、頼れる人、アドバイスをくれる人がいるのは素晴らしいことだ。

セクストンによると、ルーキーの時に打ちのめされたことにより、「長くNBAでプレイするためなら何でも利用しよう」と考えるようになったという。

キャブスは現在泥沼の8連敗中と厳しい状況を強いられているが、セクストンにはプレイメイカーとしてさらに成長し、チームメイトたちとともにキャブスをNBAタイトルコンテンダーへと生まれ変わらせる働きを期待したい。

なお、セクストンの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	NBAキャリア
出場試合数	24	171
平均出場時間	35.3	32.7
平均得点	22.8 （キャリアハイ）	19.1
平均リバウンド	2.5 （キャリアワースト）	2.9
平均アシスト	4.3 （キャリアハイ）	3.1
平均スティール	1.1 （キャリアハイ）	0.8
平均ターンオーバー	2.5	2.4
FG成功率	48.4％ （キャリアハイ）	45.6％
3P成功率	40.7％ （キャリアハイ）	39.4％
フリースロー成功率	80.5％ （キャリアワースト）	83.5％