ロンゾ・ボール「シュートの改善のために何時間も何時間も体育館で練習した」
ニューオーリンズ・ペリカンズのロンゾ・ボールは、ロサンゼルス・レイカーズ時代にアウトサイドショットを問題視され、たびたび批判を浴びていた。
だが、トレードでペリカンズに移籍し、シュートフォームを調整すると、アウトサイドショットの精度は格段にアップした。
今季はNBAキャリアベストとなる3P成功率39.2%を記録し、ますます期待が集まるボール。
ボールによると、シュートの問題を克服するために体育館に通い詰め、アシスタントコーチのフレッド・ビンソンと練習を積み重ねたという。ボールのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
何時間も何時間も体育館で練習した。
これは僕の仕事なんだ。
これで金をもらっている。
僕のショットは機能していなかった。
すべてはフレッドのおかげさ。
練習したことが報われたんだ。
ボールは復帰初戦となるヒューストン・ロケッツ戦で15本中8本の3Pショットを成功させ、ペリカンズを勝利に導いた。
レイカーズ時代はアシストを最優先し、ショットを積極的に狙わなかったボールだが、地道な練習で自信をつけた今は積極的にジャンパーを狙っている。
プレイメイクとディフェンスはすでにNBAトップクラスであり、そこに精度の高いアウトサイドショットが加わった今、ボールはNBA屈指のポイントガードに成長したと言えるだろう。
ペリカンズは現在ウェスタン・カンファレンス11位。
ボールにはペリカンズをさらに引き上げると同時に、NBAを代表するポイントガードとしてのポジションを確立してもらいたい。
なお、ボールのレイカーズ時代とペリカンズでのスタッツは以下の通りとなっている。
– | レイカーズ | ペリカンズ |
---|---|---|
出場試合数 | 99 | 102 |
平均出場時間 | 32.4 | 32.0 |
平均得点 | 10.0 | 12.9 |
平均リバウンド | 6.2 | 5.3 |
平均アシスト | 6.4 | 6.5 |
平均スティール | 1.6 | 1.4 |
平均ターンオーバー | 2.4 | 2.7 |
FG成功率 | 38.0% | 41.3% |
3P成功率 | 31.5% | 38.2% |
フリースロー成功率 | 43.7% | 64.8% |
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