キャブスがケビン・ラブと決別?
クリーブランド・キャバリアーズの元NBAオールスターフォワード、ケビン・ラブは、現地26日のトロント・ラプターズ戦で試合を放棄したかのような行為に及んだ。
キャブスを指揮するJB・ビッカースタッフHCはラブをベンチに下げ、その後出場機会を与えずにいると、怒りが収まらなかったラブは試合後のインタビューにも応じなかったという。
このような行為を受け、若手中心に再建中のキャブスはベテランのラブとの決別を検討し始めたのかもしれない。
yahoo.comによると、キャブスはラブに対して罰金処分、もしくは1試合の出場停止処分を科すことを話し合っているだけでなく、オフシーズン中にトレードで放出することも検討し始めたという。
ラブがあのような行為に及んだ理由については明かされていないが、ラプターズの選手がラブを背後から押した行為にファウルがコールされなかったことが要因と見られている。
ファウルをコールしなかったレフェリーはGリーグのレフェリーであり、今季はNBAのレフェリーたちの離脱が相次いでいるため、若く経験が浅いレフェリーが代理としてコールアップされるケースも少なくない。
この試合においてはラブだけでなく、多くの選手がレフェリーのコールに不満を持っていたと報じられている。
とはいえ、ラブが行き過ぎた行為に及んだのは間違いなく、問題行動を起こしたケビン・ポーターJrをキャブスがトレードで放出したように、ラブをトレードで放出しても不思議ではないのかもしれない。
なお、ラブは2018年にキャブスと4年1億2000万ドルの契約を結んだため、2023年までFAにならない。
ラブの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りだ。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 18 | 731 |
平均出場時間 | 23.1 | 31.8 |
平均得点 | 11.7 | 18.1 |
平均リバウンド | 6.4 (キャリアワースト) | 11.0 |
平均アシスト | 2.3 | 2.4 |
平均スティール | 0.5 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 1.4 | 2.0 |
FG成功率 | 39.9% | 44.2% |
3P成功率 | 33.0% | 36.9% |
フリースロー成功率 | 80.5% | 82.8% |
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