NBAタイトル獲得が期待されているフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、現地9日にニューオーリンズ・ペリカンズに敗れ、イースタン・カンファレンス首位の座をブルックリン・ネッツに奪われた。

怪我から復帰2試合目のジョエル・エンビードはこの日、14得点、9リバウンド、1アシストを記録。

FG成功率31.3％（5/16）と精彩を欠き、シクサーズを勝利に導くことができなかったエンビードとしては、次のオクラホマシティ・サンダー戦でバウンスバックしたいところだろう。

だが、シクサーズはエンビード抜きでサンダーと戦わなければならないかもしれない。

clutchpoints.comによると、エンビードはペリカンズ戦でコートに転倒した際に怪我を悪化させてしまった可能性があり、本来はサンダー戦もプレイする予定だったが、計画を白紙に戻したことを指揮官のドック・リバースHCが明かしたという。

シクサーズは今季、エンビードが欠場した18試合で9勝9敗を記録している。

サンダーは再建中のチームであるため、エンビードが欠場しても大きな問題とはならないだろう。

だが、NBAタイトル獲得を視野に入れた場合、エンビードの健康は最も大きな懸念材料となりそうだ。

なお、エンビードの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	NBAキャリア
出場試合数	34	243
平均出場時間	32.4	30.7
平均得点	29.4 （キャリアハイ）	24.7
平均リバウンド	11.1	11.4
平均アシスト	3.1	3.1
平均スティール	1.1 （キャリアハイ）	0.8
平均ブロックショット	1.4	1.7
平均ターンオーバー	3.2	3.5
FG成功率	51.6％ （キャリアハイ）	48.5％
3P成功率	38.2％ （キャリアハイ）	38.2％
フリースロー成功率	85.1％ （キャリアハイ）	85.1％