NBAプレイオフ復帰を果たしたもののファーストラウンドで敗退したニューヨーク・ニックスは、このオフシーズン中にポイントガードのポジション強化に動くと見られている。

ニックスが最も望んでいるのは、NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードだ。

ニックスはリラードとブレイザーズの状況を注意深く監視し、リラードがトレードを要求した時に備えて準備を進めているという。

だが、リラード獲得レースは熾烈な争いになる見込みであり、簡単にはいかないだろう。

では、リラードのトレード獲得に失敗した場合、ニックスはどのようなプランを進めていくのだろうか？

talkbasket.netによると、リラードをトレードで獲得できなかった場合、ニックスはこの夏にFAになるカイル・ラウリー、デニス・シュルーダー、ケンドリック・ナン、ロンゾ・ボール、クリス・ポールといった実績あるポイントガード獲得を狙うという。

この中で有力視されているのは、シュルーダーとボールだ。

シュルーダーはメインのボールハンドラーとなることを望んでおり、ニックスなら少なくともロサンゼルス・レイカーズよりボールを持つ機会が増えるだろう。

また、シュルーダーは大型契約を求めており、キャップスペースに余裕があるニックスは魅力的な移籍先と言えそうだ。

一方、ボールはこれまで何度もニックス移籍の噂が浮上しており、ボール自身もニックスとの契約を望んでいると噂されている。

ボールはまだ23歳と若いため、長期的に考えるとニックスにとって良いオプションとなるだろう。

なお、ニックスでFAになる選手は以下の通りとなっている。

選手名	備考
レジー・ブロック	完全FA
アレック・バークス	完全FA
タージ・ギブソン	完全FA
ジャレッド・ハーパー	制限付きFA
ナーレンズ・ノエル	完全FA
フランク・ニリキーナ	制限付きFA
エルフリッド・ペイトン	完全FA
セオ・ピンソン	制限付きFA
ミッチェル・ロビンソン	チームオプション
デリック・ローズ	完全FA