タイロン・ルーHC「カワイ・レナードはクォーターを通してプレイできない」
現地9日に行われたニューヨーク・ニックス戦で、ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードはここ1カ月で最長となる約36分間プレイした。
レナードは足に問題を抱えており、出場時間に制限がかかっている。
クリッパーズにとって今季のプレイオフはフランチャイズ初となるNBAタイトルをかけた重要な戦いになるため、レナードのコンディションに敏感になっているというが、指揮官のタイロン・ルーHCによると、レナードはまだクォーターを通してプレイすることができないという。
先日のロサンゼルス・レイカーズ戦を終えた後、レナードとポール・ジョージが同時にベンチに下がっていることについて質問されたルーHCは、以下のように返答。ESPNが伝えている。
現時点で、カワイはクォーターを通してプレイすることができない。
12分間ずっとプレイすることができない。
彼がいないと、我々のローテーションは少し乱れてしまう。
だから、テレンス・マンやルーク・ケナードをそのポジションでプレイさせている。
だが、レナードがクォーターを通してプレイできるようになれば、レナードを第1Qと第3Qの最後にプレイさせ、PGをセカンドユニットと共にクォーターの最初にプレイさせるよ。
一方、レナードは足の状態に問題はなく、クォーターを通してプレイできると主張しているという。
とはいえ、クリッパーズはすでにNBAプレイオフ進出を決めているため、今レナードに無理をさせる必要はないだろう。
レナードには溜まった鬱憤をNBAプレイオフで晴らし、クリッパーズを悲願のNBAチャンピオンに導いてもらいたい。
なお、レナードの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 50 | 574 |
平均出場時間 | 34.2 | 31.3 |
平均得点 | 25.1 | 19.2 |
平均リバウンド | 6.5 | 6.4 |
平均アシスト | 5.1 (キャリアハイ) | 2.9 |
平均スティール | 1.6 | 1.8 |
平均ターンオーバー | 2.0 | 1.6 |
FG成功率 | 51.1% | 49.3% |
3P成功率 | 39.8% | 38.4% |
フリースロー成功率 | 88.3% | 85.8% |
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