カイリー・アービング「今の僕にバスケットボールは重要ではない」
今季のレギュラーシーズンは残すところ1日となった。
プレイイントーナメントとNBAプレイオフに進出するチームの選手たちは、タフなバトルに向けて準備をする期間が始まっている。
だが、ブルックリン・ネッツのNBAオールスターポイントガード、カイリー・アービングにとって、いま最も重要なのはバスケットボールではないという。
アービングは自身について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
君たちに嘘を言うつもりはないよ。
この世界ではたくさんのことが起こっている。
今の僕にとってバスケットボールは最も重要なことではない。
海外ではたくさんのことが起こっている。
僕の仲間たちは世界中で拘束され、人間性を奪われてしまっているんだ。
だから、君たち全員の質問に専念することはできないかもしれない。
それについては謝罪するよ。
世界ではあまりにたくさんのことが起こっている。
こうしてバスケットボールの話をしている間にもね。
僕は24時間365日、ほとんどの時間をバスケットボールに専念しなければならない。
だが、この世界ではあまりにたくさんのことが起こっているのだから、それに対処しないわけにはいかないんだ。
こういったことが起こっている事実を目にするのは悲しいよ。
アービングによると、今はイスラエルとパレスチナの紛争を危惧しており、多くの人々の命が失われていることを悲しく思っているという。
アービングが100%の状態でなければ、ネッツとネッツファンにとって残念なことかもしれない。
だが、常に世界平和と平等を訴えるアービングの姿勢に共感する人々は少なくないだろう。
アービングにはこれからもNBAという巨大なプラットフォームを活用し、世界中にメッセージを発信し続けてもらいたい。
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