OG・アヌノビー「タンパではほとんど何もしなかった」
トロント・ラプターズのOG・アヌノビーは、今季をNBAキャリアベストのシーズンとした。
ラプターズは本拠地のトロントでプレイすることができず、今季に限りタンパをホームとしてプレイ。
ホームのファンのサポートを受けることができず、NBAプレイオフ進出を逃すこととなってしまったが、アヌノビーをはじめ、ラプターズの選手の中にはシーズンが早く終わったことに安堵している者もいるかもしれない。
sportsnet.caの記者によると、タンパでの生活について質問されたアヌノビーは、タンパではホテルで検査を受けるくらいしかしなかったことを明かしたという。
今季のNBA選手は行動を制限されたものの、ラプターズの選手たちほど窮屈な思いをせずにすんだ。
また、タンパはバスケットボールに熱狂的な地域ではなく、NHLのタンパベイ・ライトニングやNFLのタンパベイ・バッカニアーズ、MLBのタンパベイ・レイズに人気が集まっているため、ラプターズはタンパの人々から十分なサポートを得ることができなかったという。
苦しい時間を強いられたラプターズの選手たちにはオフシーズンを満喫し、来季に向けてリフレッシュしてもらいたいところだ。
なお、アヌノビーの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 43 | 253 |
平均出場時間 | 33.3 | 25.0 |
平均得点 | 15.9 (キャリアハイ) | 9.2 |
平均リバウンド | 5.5 (キャリアハイ) | 3.9 |
平均アシスト | 2.2 (キャリアハイ) | 1.2 |
平均スティール | 1.5 (キャリアハイ) | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.7 | 1.0 |
FG成功率 | 48.0% | 48.0% |
3P成功率 | 39.8% (キャリアハイ) | 37.5% |
フリースロー成功率 | 78.4% (キャリアハイ) | 69.2% |
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