デイミアン・リラード「第8シードだからMVPとはみなされないと言われていた」
NBA2020-21シーズンのMVP最終候補には、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが残った。
現時点で最有力候補として見られているのは、NBAキャリアベストのスタッツを記録したニコラ・ヨキッチだ。
だが、カリーがシーズン後半に怒涛のパフォーマンスを見せたことにより、カリーを推す声も少なくない。
そんな中、毎年のようにMVPレベルのパフォーマンスを続けているポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードがMVPに言及した模様。
リラードによると、昨季のリラードは「第8シードだからMVPとはみなされない」と評価されていたという。リラードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼(カリー)がMVP議論に加わっているのは間違いない。
だが、彼はMVPに選出されないと僕は思う。
第8シードというポジションがどう影響するのかは分からない。
昨季、スティーブン・A(・スミス)のような人々はこう言っていた。
「デイムがやっていることは素晴らしい。だが、彼はMVPになれない。なぜなら、彼らは第8シードだから」とね。
僕が言っている意味が分かるかい?
昨季の僕は平均30得点、8アシスト、FG成功率46%、3P成功率40%、フリースロー成功率90%を記録した。
だが、「彼をMVPとしてみなすことはできない。なぜなら、彼らは第8シードだからだ」と言われていた。
それが今ではOKになった。
僕はそう見ている。
(カリーは)間違いなくMVP議論に加わっている。
彼を加えない理由はない。
リラードが今季のMVPに推しているのは、ナゲッツのヨキッチ。
リラードによると、出場試合数やチームの状況を考えると、エンビードよりヨキッチのほうがMVPにふさわしいという。
残念ながらリラードは今季もMVP最終候補に残ることができなかったが、来季もMVPレベルのパフォーマンスを続け、MVPにふさわしいスーパースターであることを証明してもらいたい。
なお、リラードの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 67 | 682 |
平均出場時間 | 35.8 | 36.3 |
平均得点 | 28.8 | 24.7 |
平均リバウンド | 4.2 | 4.2 |
平均アシスト | 7.5 | 6.6 |
平均スティール | 0.9 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 2.8 |
FG成功率 | 45.1% | 43.9% |
3P成功率 | 39.1% | 37.5% |
フリースロー成功率 | 92.8% (キャリアハイ) | 89.3% |
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