ケンバ・ウォーカーとセルティックスがトレードで意見一致?
ボストン・セルティックスは約2年前、NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングを失ったことを受け、同じくNBAオールスターのケンバ・ウォーカーを獲得した。
ウォーカーにはジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンとビッグ3を結成し、セルティックスをNBAチャンピオンに導く働きが期待されていたが、ウォーカーは怪我が相次ぎ、セルティックス入団後の2シーズンで99試合の出場にとどまっている。
このような結果を受け、ウォーカーは来季からセルティックス以外のNBAチームでプレイすることになるかもしれない。
Bleacher Reportによると、セルティックスとウォーカーは関係を解消することで一致し、このオフシーズン中にトレードするシナリオを立てているという。
セルティックスは昨年のオフシーズン中にもウォーカーをトレードで放出しようとし、当時はジュルー・ホリデー獲得を狙っていた。
ウォーカーの契約はあと2年残っており、これがトレードを難しくしたというが、健康な時のウォーカーはNBA屈指のスコアラーでもあるため、特にポイントガードの強化を必要としているNBAチームから注目されるだろう。
なお、ポイントガードのポジションのアップグレードを必要としているニューヨーク・ニックスとダラス・マーベリックスがウォーカーに興味を持っていると報じられている。
このオフシーズンにはロサンゼルス・レイカーズのデニス・シュルーダーやトロント・ラプターズのカイル・ラウリー、ユタ・ジャズのマイク・コンリーがFAになることもあり、特にポイントガードのポジション強化を狙うチームにとっては大きなオフシーズンとなりそうだ。
ウォーカーのトレード後の2シーズンとトレード前の8シーズンのスタッツは以下の通りとなっている。
– | トレード後 | トレード前 |
---|---|---|
出場試合数 | 99 | 605 |
平均出場時間 | 31.4 | 34.1 |
平均得点 | 19.9 | 19.8 |
平均リバウンド | 3.9 | 3.8 |
平均アシスト | 4.8 | 5.5 |
平均スティール | 1.0 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 2.1 | 2.2 |
FG成功率 | 42.3% | 41.8% |
3P成功率 | 37.2% | 35.7% |
フリースロー成功率 | 87.7% | 83.5% |
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