ジェイレン・ローズがケビン・ラブのチームUSA入りに不満
クリーブランド・キャバリアーズの元NBAオールスターフォワード、ケビン・ラブは、チームUSAの一員として東京オリンピックに出場することを発表した。
東京オリンピックに出場するチームUSAにはビッグマンが不足しており、マイアミ・ヒートのバム・アデバヨ、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーン、そしてラブが5番のポジションで起用される可能性がある。
ラブは精度の高いアウトサイドシュートがあるビッグマンであり、東京オリンピックでもフロアスペーサーとして活躍するだろう。
だが、元NBA選手のジェイレン・ローズによると、ラブがチームUSAのロスターに入ったのは平等の観点によるものであり、ラブの実力によるものではないという。
ローズはラブのチームUSA入りについて次のように指摘。larrybrownsports.comが伝えている。
ケビン・ラブがロスター入りした。
その理由は、平等主義だからだ。
アメリカ合衆国を代表するのが全員黒人となることを恐れないでくれ。
僕は失望している。
今季のリーグを見た皆は、ケビン・ラブが素晴らしいシーズンを送らなかったこと、チームにおいてベストプレイヤーではなかったこと、このチーム(チームUSA)に参加するに値しなかったことを分かっているはずだ。
誰が選ばれるべきだったか教えよう。
バハマ出身で、高校時代にマクドナルド・オールアメリカンでプレイし、アリゾナ州フェニックスの大学でプレイした男、ディアンドレ・エイトンだ。
彼はケビン・ラブのスポットに入るべきだ。
チームUSAが勇気を持って全員黒人のチームとしてオリンピックに向かわないことに、僕はがっかりしている。
ローズによると、1992年のドリームチームにシャキール・オニールやアロンゾ・モーニングではなく、クリスチャン・レイトナーが選出されたことも、「平等主義」によるものだという。
思わぬところで批判されたラブには、チームUSAの一員として金メダル獲得に貢献すると同時に、批判が間違いであることを証明してもらいたいところだ。
なお、ラブの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 25 | 738 |
平均出場時間 | 24.9 | 31.7 |
平均得点 | 12.2 | 18.0 |
平均リバウンド | 7.4 (キャリアワースト) | 11.0 |
平均アシスト | 2.5 | 2.4 |
平均スティール | 0.6 | 0.7 |
平均ブロックショット | 0.1 | 0.4 |
平均ターンオーバー | 1.5 | 2.0 |
FG成功率 | 40.9% | 44.2% |
3P成功率 | 36.5% | 37.0% |
フリースロー成功率 | 82.4% | 82.8% |
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