ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、NBAを代表するスーパースターのひとりだ。

ギリシャから海を渡ってきたアンテトクンポの知名度は、バスケットボールにおいては世界レベルと言っても過言ではないだろう。

そのアンテトクンポが、NBAファイナルが始まる前夜にフェニックスのホテルでトラブルに見舞われた模様。

サム・アミック記者によると、アンテトクンポはホテルの部屋の鍵を紛失してしまい、フロントの女性スタッフに相談した際、その女性とおもしろいやり取りがあったという。アミック記者のコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

NBAファイナルの前日、彼は復帰に近づいていた。

だが、夜になるに連れ、異なるトラブルに直面してしまった。

部屋の鍵を紛失してしまったんだ。

フロントデスクのフレンドリーな女性が助けてくれたのだが、マスクをした男の名前をガラスのパーテーション越しに聞かなければならなかった。

彼女は明らかに211cmの男のことを分かっていなかった。

ヤニス・アンテトクンポが偽名を使った時、彼女は身分証明書の提示を要求したものの、彼は提示できなかった。

だから、彼女は困惑してしまったんだ。

この状況を近くで見ていたホテルのスタッフがすぐに間に入り、「彼はヤニスだ！」と驚いた様子で言い、作業を手伝ってくれた。

彼（アンテトクンポ）は笑顔を絶やさず、自分の部屋に戻っていったよ。

アンテトクンポはホテルを予約した際にも偽名を使ったため、ホテルのスタッフたちはまさかアンテトクンポが宿泊しているとは思ってもいなかったことだろう。

アンテトクンポにとってフェニックスはアウェイとはいえ、ホテルのスタッフたちはアンテトクンポを気持ち良く送り出したに違いない。