ブラッドリー・ビールがベン・シモンズのNBAプレイオフでの低迷について「僕たちとのシリーズで落ちていった」

フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスター、ベン・シモンズは、アトランタ・ホークスとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルでシューティングの問題が露呈し、強烈な批判を浴びた。

その結果、シモンズにはトレードの噂が浮上し、不安定なオフシーズンを送ることになってしまったわけだが、シモンズのシューティングの問題が露呈したのはホークスとのシリーズではなく、ワシントン・ウィザーズとのシリーズだったのかもしれない。

シクサーズとNBAプレイオフ・ファーストラウンドで対戦したウィザーズのブラッドリー・ビールによると、シモンズをファウルで追い込む戦略はウィザーズが採用していたという。ビールのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

僕たちはベンにファウルを仕掛けてフリースローラインに何度か立たせた。
僕たちが丸裸にしたようなものさ。
彼は僕たちとのシリーズで数本しか決めなかったんじゃないかな。
僕たちとのシリーズの最初の数試合で、ベンは多少なりともアグレッシブにプレイしていた。
だが、それから少しずつ落ちていったんだ。

ホークスがウィザーズの戦略を取り入れたのかは分からないが、シモンズはウィザーズとのシリーズ第4戦でフリースロー成功率45.5％（5/11）、第5戦で62.5％（5/8）にとどまった。

それがシモンズのメンタルにダメージを与え、ホークス戦でのパフォーマンスにつながったのかもしれない。

果たしてシモンズはシューティングの問題を克服し、来季は異なる選手としてチームを牽引できるだろうか？

なお、シモンズのウィザーズ戦とホークス戦のスタッツは以下の通りとなっている。