クリス・ポール「引退はしない」

フェニックス・サンズのクリス・ポールは、長いNBAキャリアを通して初めてNBAファイナルの舞台でプレイした。

サンズはミルウォーキー・バックス相手に先に2勝を挙げ、NBAタイトル獲得の期待が高まったが、その後まさかの4連敗。

ポールとサンズの夢は叶わず、今季を終えることとなった。

ポールは現在36歳ということもあり、去就に注目が集まるところだが、少なくともNBA選手として現役を引退することはなさそうだ。

ポールはNBAファイナル終了後、去就について質問されると以下のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。

この敗戦を処理するにはしばらく時間がかかるだろう。
だが、メンタリティは同じだ。
仕事に戻ろう。
僕は引退しない。
もしその質問をしたいのなら、もう終わりだ。
仕事に戻ろう。

今考えているのは、「もっと何かできたのではないか？」ということさ。
厳しいね。
素晴らしい選手たちが集まり、素晴らしいシーズンを送った。
だが、この結果にしばらく心を痛めるだろう。

サンズがNBAチャンピオンになっていれば、NBAキャリア晩年を迎えているポールにとってパーフェクトなストーリーとなっていただろう。

この夏にプレイヤーオプションを破棄し、FAになると見られているポール。

現時点ではサンズと再契約すると見られているが、短いオフシーズンの間に心と身体を休め、来季に向けて再び走り始めてもらいたい。

なお、ポールの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。