コリン・セクストンをトレードで獲得すべきNBA3チームとは?
NBAキャリア3年目を終えたクリーブランド・キャバリアーズのコリン・セクストンには、トレードの噂が浮上している。
セクストンとキャブスは延長契約交渉時に考えを一致させることができなかったため、トレードの噂が加速することとなった。
だが、セクストンに興味を持っていたニューヨーク・ニックスなどはすでにポイントガードのポジションを埋めたため、セクストンのトレード放出は難しくなってきていると言えるだろう。
そんな中、nbaanalysis.netがセクストンをトレードで獲得すべきNBA3チームをピックアップした。
nbaanalysis.netによると、サンアントニオ・スパーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ダラス・マーベリックスがセクストン獲得に動くべきだという。
スパーズには有望な若手選手が多いものの、自らの力でスコアリングできる選手は決して多くない。
NBA屈指のスコアラーであるデマー・デローザンを失ったことでチームのスコアリング力がダウンしてしまう可能性があるが、セクストンを獲得できればスコアリングを補うことができるだろう。
クリッパーズはNBAオールスターのカワイ・レナードとポール・ジョージを中心としたNBAタイトルコンテンダーだ。
だが、レナードは前十字靭帯の部分断裂から回復中であり、復帰時期は未定。
最悪のケースではNBA2021-22シーズンを全休する可能性があるとされており、レナード不在の間のスコアリングを強化したいところだろう。
クリッパーズはこのオフシーズン中にレジー・ジャクソンと再契約したものの、若く勢いのあるセクストンは長くクリッパーズを牽引できる選手に化ける可能性も十分ある。
ダラス・マーベリックスはルカ・ドンチッチと並ぶボールハンドラーを必要としており、このオフシーズン中にNBAオールスターレベルのガード選手獲得を狙っていたものの、うまくいっているとは言い難い。
アウトサイドシュートに定評あるレジー・ブロックとスターリング・ブラウンを獲得したが、自らのスキルでシュートをクリエイトできる選手をロスターに置きたいところだろう。
とはいえ、セクストンはボールを支配するタイプの選手であるため、ドンチッチとの共存が懸念されるところだ。
セクストンとキャブスの延長契約交渉は一度頓挫したものの、最近になって再開したと報じられている。
延長契約の期限はレギュラーシーズン開幕前の現地10月18日であり、もしこの日まで交渉がまとまらなければ、来年夏に向けてセクストンの他チーム移籍の噂はますます強まることになりそうだ。
なお、セクストンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 60 | 207 |
平均出場時間 | 35.3 | 33.2 |
平均得点 | 24.3 (キャリアハイ) | 20.2 |
平均リバウンド | 3.1 (キャリアハイタイ) | 3.0 |
平均アシスト | 4.4 (キャリアハイ) | 3.4 |
平均スティール | 1.0 (キャリアハイタイ) | 0.8 |
平均ターンオーバー | 2.8 | 2.5 |
FG成功率 | 47.5% (キャリアハイ) | 45.8% |
3P成功率 | 37.1% | 38.5% |
フリースロー成功率 | 81.5% (キャリアワースト) | 83.1% |
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