カーメロ・アンソニー「レイカーズはイタリアの900歳のお婆ちゃんみたいなもの」
このオフシーズン中に最も大胆にロスターを動かしたNBAチームを挙げるなら、やはりロサンゼルス・レイカーズだろう。
だが、高齢化を指摘する声は少なくない。
レイカーズのロスターで20代の保証付き契約選手はアンソニー・デイビス、テイレン・ホートン・タッカー、ケンドリック・ナン、マリク・モンクのみ。
他の選手はすでに全盛期を過ぎており、「高齢化のレイカーズはNBAチャンピオンになれない」などという指摘もあるというが、これについて元NBAオールスターのカーメロ・アンソニーが言及した模様。
アンソニーは高齢化が懸念されるレイカーズについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
人々がそう言うだろうなということは分かっていた。
人々は議論を始め、関心を集めなければならない。
ここは年老いてもやっていける唯一の業界だ。
ある年齢になると、すべてを失ってしまうよね。
32歳を過ぎたら、もう終わり。
そうではないよ。
僕たちは年齢を重ねるたびに賢くなっていく。
動き方が分かるようになるし、違った考えができるようになる。
適切なスポットが分かるようになるし、その時に何が必要なのかが分かるようになるんだ。
イタリアンレストランで900歳のお婆ちゃんが料理を作るようなものさ。
素晴らしい料理を出してくれる。
料理において「年を取りすぎている」ということはないよね。
彼女が作る料理を味わい、楽しむことができる。
僕たちはそういった状況だ。
僕たちはキッチンで料理する側であり、君たちは料理を味わう側さ。
君たちは僕たちの料理を大好きになるだろう。
僕はそう見ているんだ。
当然ながら、レイカーズのベテラン選手たちは高齢化の指摘に対し、「僕たちには経験がある」と主張している。
高齢化による体力の衰え、怪我のリスク、機動力の鈍化などの懸念は拭い去れないが、レイカーズの選手たちがこういった批判をモチベーションに変えるのは間違いないだろう。
果たしてレイカーズは周囲の指摘を覆し、ロサンゼルスにラリーオブライエントロフィーを取り戻すことができるだろうか?
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